内容・概要
長年、医療現場の第一線で活躍している医学博士でベストセラー作家の高柳和江が、「生き方のコツ」「死に方のコツ」「元気になるコツ」「うつ病やガンなどの病気に負けないコツ」など、国内外での豊富な医療現場での経験をもとに、お行儀のいい病院や普通の医者では言ってくれない本音満載の医療エッセイ。 3分間の意味のない病院での診察ではわからない、ためになる話の数々。楽しく生きるとは、健康になるとは、病気にならな生き方とは、周りに迷惑をかけない上手な死に方など、いつでもそばにおいて読んで元気づけられる一冊。特に、特に、乳がんや子宮がんなどが増加している若い女性に読んでもらいたい。
目次
はじめに/第1章 セクシーでいること/第2章 毎日楽しく/第3章 子育て/第4章 ストレスとうつ/第5章 病気に隙を見せない毎日/第6章 病気と死/第7章 万一病気になっても大丈夫/あとがき
著者プロフィール
高柳和江(たかやなぎかずえ)
東京医療保健大学教授、医学博士、文京学院大学大学院客員教授・放送大学客員教授、笑医塾 塾長。 神戸大学医学部卒業後、徳島大学大学院卒業後、クウェート国立イブンシナ病院小児外科部長として10年間奉職、この間、英国小児外科学会会員に日本人で5人目に選ばれた。帰国後、医療法人亀田総合病院小児外科医長・病院長補佐のあと、アイオワ大学医学部大学院で医療管理学を学び、1992年から日本医科大学で日本初の医療管理学教室の准教授。2009年4月からは東京医療保険大学教授として活躍している。
医療に癒しをと、1994年から癒しの環境研究会を主宰し、2005年から笑い療法士の認定を始め、全国から医師を含む370名の療法士が誕生している。2007年青森県から依頼され、いじめ・虐待を予防する「青い森ほほえみプロジェクト」をたちあげ、県民の17,000人(80人に一人)に研修を行った。放送大学の「患者から見た医療」は歴代第2位の視聴率である。
著書
笑いの医力〈西村書店〉、生き方のコツ(飛鳥新社)、元気な病人になる秘訣〔海竜社〕、かしこい患者学、患者からみた医療〔放送大学教育振興会〕、癒しの国のアリス ―人間の尊厳と権利を求めて(医歯薬出版)、砂漠とハイヒール〔春秋社〕パッチ・アダムス、いまみんなに伝えたいこと(パッチ・アダムスと共著、主婦の友社)、 死に方のコツ(飛鳥新社)、続・死に方のコツ(飛鳥新社)など多数。