内容・概要
元禄初頭。並外れた剣の腕を持ちながら、生きる気力もなく「死にたいのう」が口癖の浪人、ふうてんの狂太郎こと秋月京太郎。
赤穂浪士の討ち入り、生類憐れみの令。
剣風一閃、狂太郎の華麗な剣の舞いに血吹雪が舞う。
著者プロフィール
菅野国春(かんの くにはる)
岩手県奥州市生まれ。
編集者、雑誌記者を経て作家へ。文章職人を自称し、数多くの著作を持っている。本名、ペンネーム合わせての著作は約500冊。
ストーリーテラーとして定評があり、時代小説の代表作に「夕映え剣士-小説沖田総司」(春陽文庫)、「忍者風林火山」(冬至書房)、「孤剣の幻舞」(学研M文庫・桐野國秋名)などがある。